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アガリクスのβ-Dグルカン以外の注目成分(子実体) |
| エルゴステロール |
愛媛大学医学部の奥田教授のアガリクスから抽出した成分の活性を調べる研究で、ガンの増殖を抑える活性成分を新たに突き止められました。 研究論文が、米国の栄養学分野のジャーナルで発表されるそうです。
エルゴステロールは、新たに発見された成分ではなく、あらゆるキノコに含まれており、乾燥シイタケを天日にあてるとビタミンDに変換されることで長く知られていました。
今回、エルゴステロールが、ガン細胞への栄養供給のためにガン細胞が作り出す血管の増殖を阻害して、「兵糧責め」にする働きがあることを突き止められたことです。
エルゴステロールの注目すべき所は、アガリクスのみが持つモノでなく、多くのキノコ全般に含まれていることです。
これを最も多く含有しているのは、「マイタケ」(乾燥重量100gあたり780mg)、次いで「ホンシメジ」(乾燥重量100gあたり486mg)、アガリクスは(乾燥重量100gあたり300mg程度)です。
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| ステロイド |
| アガリクスには、ガン細胞を直接抑える成分、ステロイド類が
含まれています。 アガリクス子実体(キノコ)のアセトン抽出物から6種類のステ ロイドが単離されています。 また、エルゴステロールから生合成されたと考えられる新しい
ステロイド類もガン細胞増殖抑制作用のあることがわかってきて います。
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| 食物繊維 |
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アガリクスにはキチン質、ヘテロ多糖などに属する食物繊維を 多く含んでおり、腸管の中で発ガン性物質などを吸着して体外へ
運び出してくれます。
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| グルコマンナン-タンパク |
| アガリクスの菌糸体の熱抽出物、及びその培養濾液からも多糖
体が得られ、いずれも抗腫瘍活性があることがわかっています。
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| AOSA(Anti-Oxidative
Substance of Agaricus) |
| アガリクス栽培の大愛と大阪市立大学三崎旭名誉教授の共同研
で、子実体(キノコに成長したモノ)から発見された抗酸化成分 が発見されています。 これは、老化の原因の一つとされている活性酸素を抑える働き
があり、天然抽出品の中では、カテキン、ビタミンEなどに比べ て飛び抜けた抗酸化効果が見られます。
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| 新しい多糖類 ATF |
| これは、宮城県立ガンセンターと住友林業筑波研究所がアガリ
クスから新たに発見した多糖類の一つです。 他の多糖類と同じようにナチュラルキラー細胞(NK細胞)を 増強し免疫力のアップと抗ガン作用を持っていますが、試験管内
での実験では、通常の細胞には影響を与えず、ガン細胞のみを攻 撃し、アポトーシス(ガン細胞の自殺)に追い込むことがわかっ てきています。
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| 以上の様に、キノコに成長したアガリクス茸から多くの有効成分が発見され、まだまだ、研究が続けられています。 このように多くの違った働きを持つ成分が、総合的に体に良い働きをしているものと思われます。 |
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| 精製品が良い? |
| 多糖類の分析は難しく、そのメカニズムの解析にはまだまだ、時間が
かかるでしょう。 今までにいくつかのキノコから精製されたβグルカ ン主成分の医薬品なども出ていますが、多くの研究の過程で、βグルカ ン以外にも免疫力を増強し、また免疫力以外にも多くの有効な働きを持
った成分が見つかっていることから、精製された純粋なβグルカンより タンパク質など多く含んだままのモノの方が、高い効果が期待できるよ うです。
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