カバノアナタケは、サビアナタケ属でタバコウロコタケ科、キコブタケ科、サルノコシカケ科(今ではマンネンタケ科という)と近縁に関係し、ヨーロッパ・ロシア・中国・モンゴル、日本の北部地方の一部といった寒冷地や高地の白樺やダケカンバに自生する耐寒性のキノコです。
カバノアナタケは、学名をFuscopiria Obliquaとよび、カバノアナタケの菌核のことを「チャーガ」(Chagaまたは、Tchaga)といいます。白樺の幹に生える特長から白樺茸ともよばれています。
白樺の樹は生命力に優れ、『マザーツリー』と呼ばれ、ロシアやフィンランドでは古くからその樹液を飲む習慣があります。キシリトールも白樺の樹液で出来ており、樹液は美肌効果があるとして愛飲されています。 カバノアナタケは、その栄養に満ちた白樺の樹液を栄養源として10〜15年の長い年月をかけて幹に環状で大型の菌核を形成します。
菌核の大きさは様々で(一般的に10〜20cm)表面は黒く縦横に亀裂が走り大変硬くなり、内部は黄褐色です。
ロシアのノーベル文学賞作家のソルジェニツィン氏の「ガン病棟」という作品中にも、カバノアナタケ(チャーガ)・について記載されています。また、モンゴルでは、あのチンギス・ハーンも煎じて飲んでいたとのエピソードもあります。その不思議な魅力と、白樺1000本に1本しか生えないという希少価値ゆえに「森のダイヤモンド」と呼ばれることもあります。
スポーツ選手や芸能人も多く愛飲しており、各機関での研究も進んでいます。