夏型怪獣 兼好

【特徴】
夏向きにつくられた日本の伝統的民家。
熱的に開放系の住居。

【強さ】
梅雨から夏期への高温多湿な気候条件へ対応

【弱点】
冬は寒い

【武器】
風通し、日射を遮る、開放的な室内空間、土間

【フィールド】
伝統的な農家、町家などは冬対策中心の閉鎖的な
現代の住まいに押され、その数は減少している。

【目撃報告】
土間や縁側のある田舎の家に行くとヒンヤリと気持ちいのに
我が家の夏は暑くて大変。我が家には夏の怪獣が居るのかしら。
-木野有香さん

【ヒゲコメント】
日本の夏は高温多湿です。
吉田兼好の徒然草に「家をつくるんじゃったら 夏向きにせにゃぁ
いけんよ。冬はどぎゃあにでもなるけぇ」と備後弁に訳すと書いてあります。
近年の家は冬を旨とした高断熱・高気密型の閉鎖的な家で窓から強い日射が
入ったままエアコンで冷房しているのが現状です。

【対策】
◆窓から直射日光が侵入しないようによしず、すだれ、カーテンなどで
遮断する。窓ガラスをペアガラス以上に変える。天井断熱を強化。
熱がこもらないように通風換気をする。
◆夏の暑さに対し、「軒・庇による日射遮蔽」「通風・換気」「断熱」
「熱容量」のポイントに考慮した設計を行なう。
◆高断熱・高気密住宅でありながら調湿性・防露性・通気性に優れ
夏を快適に過ごせる工法もあります。


【問い合わせ】
山栄建設梶@フリーダイヤル0120−17−9917


山栄建設 山本敏史
084−955−7700


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