ヒゲの平成徒然草 2000年 8月   10日号【第 177号】発行部数 ?
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□■□■    新聞拾い読み
  □■□■  伊豆諸島の地震 M4以上500回超
□■□■  日本経済新聞 8月9日「社会面」
  
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六月下旬以降活発な地殻活動が続いている伊豆諸島で、マグニチュード(M)
4以上の地震が八日までに五百回を超えたことが、気象庁の観測でわかった。

過去の群発地震と比較しても例のない規模で、同庁は「終息の時期は不透明」
としている。

最大規模の地震は七月一日と三十日のM 6.4

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マグニチュードは地震の大きさ(エネルギー)を表します。
マグニチュードが1違うとエネルギーは約30倍になります。


・極微小地震 M1未満
・微小地震 M1以上、M3未満
・小地震 M3以上、M5未満
・中地震 M5以上、M7未満
・大地震 M7以上

広島型原爆をマグニチュードに換算するとM5.2くらいだそうです。
1960年のチリ地震はM8.5でした
1995年の阪神大震災は震度7、M7.2でした

震度は、ある地点で感じた地震の強さのことで、

・無感=震度0 人体に感じないで、地震計に記録される程度。
・微震=震度1 静止している人や、特に地震に注意深い人だけに感じる程度
          の地震
・軽震=震度2 大勢の人に感じる程度のもので、戸障子がわずかに動くのが
          わかるぐらいの地震
・弱震=震度3 家屋が揺れ、戸障子がガタガタと鳴動し、電灯のようなつりさ
          げものはかなり揺れ、器内の水面の動くのがわかる程度の
          地震
・中震=震度4 家屋の動揺が激しく、すわりの悪い花瓶などは倒れ、器内の
          水はあふれ出る。また歩いている人にも感じられ、多くの人々
          は戸外に飛び出す程度の地震。
・強震=震度5 壁に割れ目が入り、墓石、石灯篭が倒れたり、煙突、石垣など
          が破損する程度の地震
・烈震=震度6 家屋の倒壊は三十%未満で山崩れが起き、地割れを生じ、
          多くの人々は立っていることができない程度の地震
・激震=震度7 家屋の倒壊が三十%以上に及び、山崩れ、地割れ、断層など
          を生じる

住宅品質確保促進法の住宅性能標示基準で、戸建て住宅の耐震等級について
は、ヒゲの平成徒然草ホームページ、バックナンバー112号、113号に書いてあ
ります。

建設省・建築動態統計によると、震災により全半壊した住宅戸数は、

平成 5年 全壊 582戸、半壊388戸
平成 6年 全壊   1戸、半壊  4戸
平成 7年 全壊 117戸、半壊650戸
平成 8年 全壊   0戸、半壊  1戸
平成 9年 全壊   4戸、半壊 16戸
平成10年 全壊   1戸、半壊 12戸です


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なぞなぞです

六月下旬以降活発な地殻活動が続いている伊豆諸島ですが、
テレビの地震速報のテロップも大急がしです。

先日、ついにテロップが本音で流れました。
何と書いてあったでしょう


 こたえはこのメールの最後にあります
              

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こたえ

あ〜しんど(震度) 

それにしても、「戸障子」「石灯籠」「煙突」とはねぇ・・・
そろそろ変えてはいかがでしょうか



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