ヒゲの平成徒然草 2000年 9月  4日号【第 190号】発行部数 ^^;
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□■□■   これだけは知っておきたい 
  □■□■  健康住宅の知識  健康住宅推進協議会 編
□■□■ はじめに

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はじめに

最近は 「健康住宅」 ブームだが まだまだ底が 浅い気がする

本当の 健康住宅 得るのには ハードとソフトが 優秀な事

※ハード (建物) 
  ソフト (住まい方)

高気密 高断熱での トラブルは ソフトについても 問題があり

結露・カビ ダニ・アルデヒドの 問題が 住宅問題 浮き上がらせた

北欧の ドライな国の 工法は 湿気た日本に マッチしにくい

日本には 日本独自の 高気密 高断熱の システムがあり

設計者 施工技術者 だけでなく 居住者含め 解決しよう

この本が 日本住宅 文化づくりの お役に立てれば 幸いである
 
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これだけは知っておきたい 「健康住宅の知識」
健康住宅推進協議会 編 鹿島出版 より

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>最近は 「健康住宅」 ブームだが まだまだ底が 浅い気がする

最近新聞広告や展示場で、「健康住宅」という言葉をよく目にします
珪藻土を使っているから 「健康住宅」だとかペアガラスを一部使っているから
「健康住宅」だとか、換気システムがあるから「健康住宅」であるとか。合板に
F1を使っているから「健康住宅」であるとか。・・・
本当の「健康住宅」はそんなに簡単にできるものではありません。

>高気密 高断熱での トラブルは ソフトについても 問題があり
高気密・高断熱住宅に住む70%の人が「換気扇」を止めています
気密が良いのに換気を止めると当然空気がよどみ、結露・ダニ・カビの原因に
なります。

>結露・カビ ダニ・アルデヒドの 問題が 住宅問題 浮き上がらせた

北海道で起こった「ナミダダケ事件」というのがあります。
単にグラスウールをたくさん詰め込んだ高断熱住宅にしたため、ナミダダケ
というキノコが床下に繁殖し、わずか2〜3年で家が腐ったという問題です。

北海道のようにわりに乾燥した地域でさえそうなるのですから、本州の
湿気た場所ならなおさらです。

この事件から高断熱・高気密住宅には必ず計画換気と全室空調が必要だと
言われました。しかし、本州では計画換気・全室空調の思想がまだ入りきって
いません。

ナミダダケ 教訓生かし これからは 断熱・気密 空調・換気
高断熱 高気密には 欠かせない 計画換気 全室空調

>北欧の ドライな国の 工法は 湿気た日本に マッチしにくい
>日本には 日本独自の 高気密 高断熱の システムがあり

輸入住宅は、それなりに良い所があるかも知れませんが、せめて
構造だけは日本の湿気た気候に合うようにしてもらいたいものです

パイナップルやバナナを庭に植えても育ちませんよ



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