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筆者紹介
                                        

記録5 2005年11月

 

  ☆ ローザ・パークス  [ 1913〜2005 ]



 

写真: ピッツバーグ市内のバスの中に貼ってあるパークスさん追悼メッセージ。タイトルには 「彼女は動くことを拒否した。そして歴史の流れを変えた」 と書かれています。


  ローザ・パークスさんが亡くなられた。パークスさんがまだご存命だったということを知らなかったという意味でショックだった。



ローザ・パークス [1913〜2005]: アフリカ系アメリカ人女性。アラバマ州モントゴメリーで裁縫の職についていた彼女は、1955年12月にバスで帰宅中、座っていた座席をヨーロッパ系アメリカ人に譲るように運転手から命じられたがこれを拒否した。当時の法律ではアフリカ系(黒人)とヨーロッパ系(白人)で座席は区別されており、しかも満席になった後、さらにヨーロッパ系の人が乗車した場合はアフリカ系の乗客が席を譲らなければならいことになっていた。彼女は逮捕されたが、このことを契機にアフリカ系アメリカ人のバスの乗車へのボイコットが始まり、ついに法律改正にまで至った。彼女の行動はアフリカ系アメリカ人の公民権拡大に大きく寄与することになった。たった一人の人間の行動が契機となって世の中全体が変わったのである。

 

 

  ローザ・パークスさんの死を悼み、ここにアフリカ系アメリカ人のクラスメイトからの哀悼の言葉を掲載します。

(原文)

 

  ローザ・パークスは、植民地主義、文化変容および覇権主義のより大きく連続的なサイクルの中で抗議のデモンストレーションを行うことで崇拝される立場になった女性でした。アメリカのここ十年間の黒人社会には、結束もなければ公民権運動の推進に尽力すべく先頭に立って指導する者もいません。私はローザ・パークスを個人的には知りませんでしたが、崇高な目標に向かって尽力する人々の努力を評価し認めています。

 カラ ・ ホイットマン

 

  公民権運動の伝説的指導者ローザ・パークスの死は、悲しみの時であるとともに幸福の時でした。キリスト教徒だったのですから、彼女が神のもとに戻っていくことは祝福されるべきものです。彼女は、この世よりももっと良い場所に行くのです。そこは人種的偏見も不平等も不正も悲しみも苦痛もない場所です。彼女は、この地上での彼女の業績に対しより大きな報酬の与えられる場所へ行くのです。今はまた、彼女の一生が意味したものについて熟考すべき時でもあり、それがこの国をより良き場所にするための動機づけになるはずです。ローザ・パークスや同様の指導者が始めた活動を継続させる上で、アフリカ系アメリカ人社会の結束が重要です。確かに彼女を失って寂しくなりますが、彼女が忘れ去られることは決してありません。
 

シャンテー ・ マクブライド

 

  ローザ・パークスを偲んで                                                                      

  ローザ・パークスについて考えるとき、私は、彼女が自由のための奮闘努力において大いなる尊厳とともに行動したアフリカ系アメリカ人女性であると考えます。人種的偏見のイデオロギーの不正に対して立ち上がった彼女の意志以上に、彼女の行動の仕方が重要だったのです。

  人間を人間として扱わないような考え方に立ち向って奮闘努力を続けているすべての人種、民族および国籍の人々にとって、彼女の果たした役割は良き模範となっています。

  私たちは、彼女の生き方から少なくとも二つの重要な教訓を学ぶことができます。(1)社会正義と人権のために生涯をかけて奮闘努力したこと。(2)理性、良識および尊厳をもってこの奮闘努力を行ったこと。

  彼女を人間扱いしようともしない人々に対し、ローザ・パークスは彼女自身の人間性を保守しただけでなく、敵に対しても同様に彼らの人間性を思い出させました。合衆国が憲法上の重大な危機を乗り切ることに彼女は貢献しています。もしローザ・パークスがはっきりした立場をとる勇気を持っていなかったなら、合衆国ははるかに弱く、さらにまとまりのない国家になっているでしょう。

 パークスさん、安らかにお眠りください。

マット ・ ホーキンズ

 

 

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