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□■□■  末永く快適に暮らすための  
□■□■ 住まいのお手入れガイド
□■□■ 【給排水設備 給水設備】 
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【給排水設備】
「排水設備」

<日常の心がけ>

・キッチンや浴室、洗面所などの配水管は、2~3ヵ月に1回ぐらい市販の配水管
用洗浄剤を流してきれいにしましょう。
※細かいゴミや汚物がたまったままになると、つまりやすく悪臭の原因となります。

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注意!

台所の布巾やまな板を塩素系の漂白剤で漂白したり、浴室のカビ取りに塩素系
のカビ取り剤を使った後に 酸性の配管用洗浄剤を使用しないでください。

混ざると酸とアルカリによる化学反応で有毒な塩素ガスが発生し、急性中毒の
恐れがあります。

これを多量に吸い込むと死に至る危険もあります。

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社長のひとりごと

洗濯物の乾きは 夏と冬とでは違います。
無風状態で、洗濯物が早く乾くか遅いかは 水蒸気分圧の差で決まります
夏、温度30℃ 湿度50%の時と冬、温度5℃ 湿度30%の時では、洗濯物の
乾きに3倍差がでます。

風があると洗濯物が早く乾くのは、洗濯物の周辺の湿った空気が乾燥した
空気と速やかに入れかわるからです。

FB工法は床下、壁の中に 連続して 一時間当たり150m3の風を送る
ことにより、柱などの構造材を湿気から守っています。

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三人の監督

社長 「夏と冬とでは どちらが早く洗濯物が乾くか 次のうち正しいのは誰でしょう。 
    (無風状態とする) 

監督A 「夏のほうが 早く乾きます」

監督B 「冬のほうが空気が乾燥しているので 速く乾きます。」

監督C 「同じ洗濯物だから 乾くのも同じです」

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【答え】

監督A

夏のほうが冬より洗濯物が早く乾きます。

空気に含まれる水蒸気の圧力を水蒸気分圧といいます。
この水蒸気分圧の高いほうから低いほうに水蒸気は移動します。
天気予報で洗濯物が乾きやすいかどうかは この水蒸気分圧や
風で予報しているのだと思います。

実は 家の壁の中に向かって水蒸気が移動するのは、この水蒸
気分圧のためなのです。

水蒸気分圧は 同じ温度なら湿度が高いほど大きく、同じ湿度なら 
温度が高いほど大きくなります。

このことから、 冬は暖かくて湿気の多い室内から寒くて乾燥した
室外に向かい水蒸気が移動します。

夏、室内を冷房すると 暑くて湿気の多い屋外から涼しい室内に
向かい水蒸気が移動します。

グラスウールの断熱材は気密シートを室内側にだけ施工します。

夏は 気密シートの無い室外側から邪魔されずに水蒸気がグラス
ウールに入っていくということです。

グラスウールの内断熱工法や 断熱材の途切れた外断熱もどき
ではこの水上気分圧による被害が起こりやすくなります

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