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□■□■  末永く快適に暮らすための  
□■□■ 住まいの防災対策
□■□■ 【腐朽菌・しろあり】 その2 
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【腐朽菌】

・木材の腐れは腐朽菌によるものですが、この腐朽菌は、
湿度80%以上、温度10℃以上で発育を開始します。

水分の管理がなにより大切です。

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社長のひとりごと

同じ空気でも 温度によって湿度が変わります。
温度が低くなると水蒸気を含むことができる器が小さくなるので同じ
空気でも湿度が高くなります。

たとえば 外気が22℃、60%のとき、床下が5℃低いとすると17℃です。
このときの床下の湿度は82%になり腐朽菌が発育します。

ほとんどの住宅は 基礎に換気口があります。
これにより空気は外気と床下を自由に出入りします。

上記の理由から床下は特に湿気て腐朽菌が繁殖しやすくなります。

床下が湿気て木材が腐るのがわかっているから、新築時から白あり
駆除剤を塗っています。
また、工法によっては 冬は基礎の換気口のダンパーを閉めて、夏は
開くというのがありますが、湿度のことを考えるとおかしいと思います。

柱が湿気て腐ってしまうと いくらボルトで留めていても 地震のときは
ひとたまりもありません。
ぬかに釘 のれんに腕押し 豆腐にかすがい 腐った柱にボルトは同義語
 ですね。

家の造りようは 夏を旨とすべし―吉田兼好

三人の監督

社長  「社長のひとりごとを読んだ感想は?」

監督A 「床の下、壁の中など 見えない場所の湿気対策が家造りの
      ポイントですね」

監督B 「そういえば 昔の家は 床の下が高くて 通風が良かったので 
     土も乾いていました。よくあり地獄を探して遊んだものです」

監督C 「どうりで油ぎった暑苦しいやつといると 不快になるわけだ」

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