ビジネス情報 平成17年 5月20日 工務店の技あり施工㉛ 山栄建設(株)

◇ 一生に一度の家づくり。
後悔しないためには、やはり注文する側にも知識が必要です。

今回は換気について、山栄建設の山本社長に伺いました。


換気とは、適切な量の空気の入り口と出口を明確にし、外気の風や温度などに左右されず入れ替えるということです。
その方法ですが、最も簡単な換気システムは自然給気・強制排気のシステムです。
ほとんどの建物で採用されている最低限必要なシステムです。
台所や風呂と同様に機械で強制的に排気することで、室内を負圧の状態とし、自然と給気されるものです。
壁に穴がいろいろと開いてしまうため、温度、湿度、音など外気の影響を受けやすくなります。

次は強制給気・自然排気のシステムです。
ほとんど住宅では使われませんが、室内を加圧することで、空気やゴミ塵などの侵入を防ぐことから手術室や食品加工の工場などで使われています。
外気の影響も少なくコントロールもしやすくなります。

さらに、グレードを上げると弊社FB工法の換気システムでもある熱交換型の強制給排気システムになります。
給排気を一つの換気扇で同時に行うことにより、排気する空気の熱や湿気を再利用できるとても素晴らしい換気システムです。




 山栄建設 換気の技あり
 外気の影響に左右されない熱交換型の強制給排気システム
 押し入れ、下駄箱などの空気も強制的に排出
 床下に送り込んだ新鮮空気が構造材を乾かすことで強度UP




◇ランニングコストが気になるのですが。

そうですね、一か月2,000円前後ですんでいます。


◇せっかく暖まった熱を捨てて、入ってきた冷たい空気を一から暖めることを思えば、一か月2,000円前後のランニングコストはとても経済的ですね。
最後に、FB工法ならではの工務店の技あり施工を教えてください。


FB工法は、そこに住む人の快適性を保持すると共に、建物自体の寿命も長持ちさせる画期的な換気システムです。
熱交換された新鮮な空気すべてを床の下に送り込み、壁の中を通して室内に取り入れます。
トイレや押し入れなど空気が淀みやすいばしょで強制的に吸い込み、熱交換して排出します。
そのため、構造材は常に新鮮な空気に触れて呼吸して強度を増していますし、押し入れなども空気が動くのでカビの生えにくい環境にすることができます。


問合せ
山栄建設(株)
福山市御幸町下岩成 1144-3
電話 084-955-7700


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