ビジネス情報 平成18年  12月20日 工務店の技あり施工 ㊿ 山栄建設(株))



高気密高断熱住宅ととても相性の良いのが電気による暖房です。
そのメリットを、山栄建設の山本社長に伺いました。
電気暖房の種類とその特徴を教えてください。


電気による暖房機には、ハロゲンヒーターなどのストーブ、オイルヒーター、エアコン、蓄熱式暖房機などが。
補助暖房として床暖房、カーペットなどがあります。
これらの暖房機は燃焼時に炎を発生させないので空気が汚れない、匂わない、水蒸気が発生しない、火災の心配がない、燃料補給の手間がいらないなどの特徴があります。


◇燃焼によって水蒸気が発生するのですか?

一般的な3,000キロカロリーのストーブだと、1時間に都市ガスで600グラム、プロパンガスや灯油で400グラムの水蒸気が発生します。
これらの水蒸気は結露の増大につながります。


◇結露防止の点からも電気による暖房が適しているのですね。
次に、蓄熱式暖房機について教えてください。

割安な夜間料金を利用して蓄熱し、暖房に利用するのでとても経済的です。
マイコン割引の適用でさらに経済的になります。
一度設置するとメンテナンスが不要で寿命が長く、燃料補給などの手間がかかりません。
床暖房に比べ機器が安く、工期が短いのでリフォームにもピッタリです。
今の住まいをリースで電化住宅に変える「あっと!電化パック」対象商品でもあります。


◇蓄熱式暖房機の「あっと!電化パック」料金とマイコン割引について教えて下さい。

リース期間8年。再リース期間は7年です。
2KWから7KWまで1KW毎に商品があり、2KWで2,300円。 7KW出3、570円が毎月のリース料金です。
マイコン割引は1KWにつき136.5円割引があるので、7KWだと1か月955円が電気料金から引かれます。
暖房は冬だけですがマイコン割引は1年を通してあるので、7KWなら年間1万1、466円も電気代が安くなります。


◇蓄熱式暖房機を設置する注意事項を教えてください。

ふく射暖房なので、陽だまりのような暖かさですが、100~300キロの重量があるので床の補強工事が必要な場合があります。
また、一般的な住宅だと冬には窓などの開口部から50%近い熱が逃げています。
暖房機を使って部屋の中を温めても、断熱対策を行っていなければあまり効果があがりません。

リフォームで蓄熱式暖房や床暖房を設置する場合は、開口部や壁の断熱リフォームをセットで施工すると断熱効果が高まります。
弊社では平成7年から後期みゆ高断熱住宅に取り組み、蓄積されたノウハウでお客様に満足いただける“断熱リフォーム工事”をご提供できます。

高気密・高断熱住宅のパイオニアとして10年以上の実績を持つ山栄建設の断熱リフォームは、電気暖房との組み合わせで快適な冬の居住空間を実現する。
これぞ工務店の技あり施工にほかならない。


問合せ
山栄建設(株)
福山市御幸町下岩成 1144-3
電話 084-955-7700


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