
<頭髪>
□伸びすぎる前に定期的に髪を切る
□外出するときは髪の寝癖をなおし整えている
出かける前は必ず、寝癖を直して髪を整えましょう。
髪がまとまりにくくなったら早めにカットへ行く習慣をつけましょう。
はねているくせ毛や耳の上が立ったり、ふくれたりしているとボサボサに見えやすくなります。
髪の量が多い人や部分はボサボサに見えやすくなります。
髪形は清潔で品よく見えるスタイルがすすめです。
毎日の手入れが簡単なスタイル(機能的)で日々の手入れを楽にしましょう。
自分に合った髪型がわからない時や迷った時は気軽に相談しましょう。
<顔>
□ひげ、鼻毛、耳毛は毎日チェックし処理している
ひげは基本的に毎日剃り、伸ばしている方でも毎日手入れしましょう。
鼻毛、耳毛などのむだ毛は毎日数回チェックしましょう(特に鼻毛、耳毛は女性から不潔、だらしなく見えるトップです)。
眉毛が伸びていたり、ぼうぼうだと老け顔に見えたり、不健康に見えるので定期的に手入れしましょう。
電機シェーバーを使っている方も時々は鏡で顔全体をチェックしましょう、剃り残しの1本ひげに気をつけましょう。
<手、指先、爪>
□伸びすぎる前に定期的に爪を切る
爪は定期的(毎週)にチェックして切ったあとは必ず、やすりをかけましょう、ここまでして本当の身だしなみです。
手や指先の乾燥や荒れに気をつけてクリーム等をつけましょう。
手や指先は顔や頭髪の次に人によく見られている場所です、荒れていると不健康にも見られるので気をつけましょう。
<体臭>
□毎日入浴している
□香りの強い香料はつけていない
基本は毎日の入浴と体の洗い方です、体洗いのポイントは臭いの出やすい部分を知ることからはじめます。
体臭、腋臭の人は胸周り、脇の下、首前を中心に、加齢臭の人は耳後、後頭、首後、肩、背中を中心に洗ってください。
体を洗うときはしっかりと泡立てて、泡で洗うようにするのが理想的です。泡立ちのいい石鹸、ソープを選んだり泡を立てやすいスポンジタオルを使うとか自分なりに工夫をしてみましょう。
洗い方は肌をやさしく、しっかりそして、特に肌のべたついている部分はじっくりと洗ってください。
香辛料やにおいの強い食材は体臭の原因になりやすいので、食生活にも気をつけましょう。
頭髪の臭いは頭皮にたまった皮脂が原因のひとつです。毎日シャンプーしていても、この皮脂を落とせていないと臭いは取れません。お悩みの方は当店にご相談ください。
<口臭>
□口臭には気をつけている
口臭はその原因によって対策が異なります。
歯の汚れ、歯周菌などの雑菌の繁殖が原因の口臭は丁寧な歯磨きが必要です。特に寝ている間に菌は繁殖しやすいので寝る前は必ず歯を磨きましょう。歯の隙間の食べかすは糸楊枝でしっかり落としましょう。殺菌用のうがい薬も有効的です。
胃腸の状態が口臭の原因の人は食生活とストレスに気をつけましょう。胃腸をきれいにするために肉などの動物性タンパクを減らして、植物繊維をしっかり取りましょう。香辛料やにおいの強い食材も口臭の原因になりやすいので気をつけましょう。
舌苔(舌についた白い苔)が原因の口臭は舌の手入れを始めましょう。(舌の手入れについてはこちらのサイトを参考に)
普段から携帯用の予防グッツ(マウススプレーなど)を持ち歩きましょう。口臭対策でのアメやガムはあまり品よく見えないので時と場所を選びましょう。
<服装>
□シミや、汚れのついた洋服は着ない
□スーツやワイシャツのボタンはすべて付いている
□アイロンがかかったワイシャツを着ている
□スーツのポケットに物を入れすぎない
□シミやしわのついたネクタイはしない
□しっかり折り目のついたズボンをはく
ワイシャツ、ネクタイ、ズボン、靴の汚れ、ヨレヨレ、折り目、ボタンなどは毎日チェックしてください。できれば準備は余裕を持って前の晩にしておきましょう。
ワイシャツやネクタイはできるだけ自分で選んで買いましょう。そのためには自分のサイズ(首周り、袖丈)は知っておきましょう。
自分の容姿、体型に合う色や柄、組み合わせを調べておきましょう。
形状記憶シャツは自宅での洗濯のとき、アイロンをかけなくていいので楽です。
ズボンプレッサーやアイロンは上手に使いこなしましょう。
<靴>
□靴は汚れていない
□かかとがすり減った靴を履かない
靴は定期的にまとめてそうじと手入れをしておきましょう。
毎日同じ靴を履くよりローテーションさせるほうが長持ちします。
<小物>
□外出時は必ずハンカチを持っている
ハンカチはきれいでしわになってないものを常に持ちましょう。
ハンカチはすぐに出せる場所に持ち歩きましょう。
スーツやズボンのポケットは膨らむほど物を入れないようにして持ち物が多い時はかばんを持つようにしましょう。
ハンカチ、財布、かばんなど常に身につけるものは自分で選びましょう。

■慣れればできる毎朝15分の身だしなみ
<寝癖直し、整髪>…よほどひどい寝癖でなければ5分
普通の寝癖などは水スプレーを使うと簡単です。
ひどい寝癖は素直に頭を洗ったほうが早いです。
整髪料のつけすぎには注意しましょう。
<ひげ剃り>…5分
毎朝剃る必要のある人は大丈夫だと思いますがあまりひげが濃くない人やうぶ毛程度の人は自分に合ったひげそりの周期、場所をあらかじめ決めておくと手入れが楽になります。
口周り、あご、もみ上げは毎日チェックしておきましょう。
<歯磨き>…3分
同時に鏡を見て顔全体のチェックをしましょう。
<鼻毛の処理>…1分
毎朝必ずチェックする、照明の明るい鏡の前でチェックする。
<服装チェック>…1分
姿見の鏡の前で全身のチェックをする。
※事前(前の晩など日頃から)の手入れができていると毎朝の身だしなみの時間はさほどかかりません。日頃からの手入れを大切に!
■身だしなみのための30分入浴法
ポイントは
・ふけや臭いに対応した頭髪の洗い方。
・体臭・加齢臭予防の体の洗い方。
最低でも週1〜2回はこの入浴法をこころがけてください。
時間に余裕のある人はもう少し時間を掛けてもいいくらいです。
@頭のてっぺんから全身をシャワーもしくはかけ湯で十分に洗う。(3分)
簡単なほこりや汚れを洗い流します。
A湯船につかる(8分)
しつこい体の汚れをふやかして洗いやすくします(湯船につからない人はシャワーで全身をふやかすくらい流す)。
頭のにおいやふけの気になる人はビニールキャップをかぶり頭皮の汚れを十分にふやかします。
加齢臭の気になる人はお湯で濡らしたタオルを首、肩、背中にかけて、臭いの元になる皮脂を落としやすくします。
B体を洗う(10分)
気になる部分から洗いましょう(ボディーブラシなどの道具を上手に使う)。
しっかりあわ立ててから洗いましょう(あわが毛穴やくぼみの汚れをしっかりうかせて取ってくれる)。
ボディーブラシ、スポンジたわし、ナイロンタオル、足裏マットなど、自分に合ったアイテムを使いましょう。
※洗いにくく汚れの残りやすい場所…耳後、首(前、後)、背中(上、下)、横腹、お尻、足の裏
Cシャンプー(髪ではなく頭皮を洗う。頭皮、毛穴の汚れは抜け毛・薄毛・細毛の原因になります。)(5分)
シャンプーをつける前にもう一度、頭皮、地肌を十分にゆすぎます。
シャンプー剤を頭皮、地肌にすり込むようにしてあわ立てます。
地肌をこするようにしっかり洗います(ただし頭皮を傷つけるので爪を立てない)。
頭皮・毛穴の汚れを取るのにシャンプーブラシは有効です。
汚れている時はあわ立ちにくいのでその時は2度洗いをします。
※洗いにくく汚れの残りやすい場所…頭のてっぺん、うずの周り、後頭部
D入浴後の手入れ(4分)
入浴後の手入れが身だしなみのために重要です。
鏡を見ながら、
・顔、全体をチェックしながら化粧水(乳液)をつけます。(乾燥しやすい人は喉・首・ひじ・ひざなどにもつけるといいです)
・鼻毛・耳毛などムダ毛のチェックをします。
・脇下などのデオドラント(制汗)をします。
<番外編>あかすりタオルで肩、背中を洗うのは有効です。
ただし皮膚の薄い場所や肌の弱い人は気を付けてしてください。
(
)の時間は一応の目安です。
「身だしなみのために必要な時間を知っておく」
身だしなみ自体は難しいことではありませんが、身だしなみのためのわずかな時間を毎日確保することが一番の問題です。そこで、生活習慣から見直して身だしなみのための時間を確保しましょう!
☆身だしなみの一つ一つにかかる時間はわずかです。面倒くさがらないためにも一つ一つの時間を知っておきましょう。
■毎日入浴している |
30分 夜・朝 |
■伸びすぎる前に定期的に髪を切る
|
カットに行く時期を決めておく。
(月曜に行く、耳にかかると行く等) |
■外出するときは髪の寝癖をなおし整えている |
1〜5分 朝 |
■ひげ、鼻毛、耳毛は毎日チェックし処理している |
1〜3分 朝 |
■伸びすぎる前に定期的に爪を切る |
3〜5分 夜 |
■シミや、汚れのついた洋服は着ない
■スーツやワイシャツのボタンはすべて付いている
■アイロンがかかったワイシャツを着ている |
┐ |
│夜にチェックしておく。 |
┘ |
■スーツのポケットに物を入れすぎない |
かばんを持つ。 |
■シミやしわのついたネクタイはしない
■しっかり折り目のついたズボンをはく |
夜にチェックしておく。 |
■外出時は必ずハンカチを持っている |
ハンカチは数枚持っておく。常にキレイなものを。 |
■靴は汚れていない
■かかとがすり減った靴を履かない |
休みの日にまとめて手入れをしておく。 |
■口臭には気をつけている |
朝夜歯を磨く。できれば昼食後も磨く。 |
■身だしなみのための工夫と便利アイテム
<洗面所>
・鏡の前は明るくしましょう(照明が暗い場合は別付けの照明器具を用意しましょう)
・洗面台の周りは常に整理しておきましょう
・使わないものは片づけていきましょう(1ヶ月以上使ってない整髪料は処分しましょう)
・水スプレー(寝癖なおし用)、鼻毛きり専用のはさみ、毛抜きはあると便利です
<風呂>
・ボディブラシ、足裏ウオッシャーマットなどは洗いにくいところが楽に洗えて便利です
<衣類整理>
・シャツ、ネクタイ、ハンカチは出しやすいように一ヶ所にまとめて整理しておきましょう
・ワイシャツを買うときは合わせでネクタイを買っておくと、別々で買うよりイメージを合わせやすいです
<玄関>
・玄関に姿見(全身が映る)の鏡がある、外出前の最終チェックに便利です
・フレグランス(香水)は玄関において置くと忘れることはなく、家の中まで臭うことはありません
身だしなみのための心得
● 朝にすることと夜にすることを分けて決めておく
● 日中に気をつけることも決めておく
● 朝の身だしなみは時間をかけない工夫をする
● 夜は時間のかかることや明日の朝の負担を減らすことをする
● 設備や道具を上手に使う
● 自分のためだけの自分なりの工夫を考える |
(2012.1.26)
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